マイネオの広告フリーを徹底解説

マイネオの広告フリーとは

マイネオの広告フリーとは、インターネット広告によって消費されるデータ通信量のカウントをフリーにする無料オプションサービスです。広告をブロックするわけではなく、広告表示はそのままで、広告分のパケット消費量を抑えることができます。

マイネオの調査によると、スマホでの通信量の約4割が広告によって消費されているというデータもあります。広告フリーに加入すると、マイピタプランのユーザーは実質的に使えるデータ量が1.5倍近くに増えるようなものです。

また、広告フリーによってどれくらいのデータ量を節約できるかは、ユーザーの利用状況や広告の種類によって異なりますが、マイネオの調査によると、平均で約16%(中央値 11%)のパケットが節約されたというデータがあります。これは、マイピタプランのユーザーが実際に広告フリーを利用した場合の実績データです。

広告フリーはマイページやmineoアプリから申し込むことができます。広告フリーによって節約された通信量も確認できます。広告フリーはマイピタ(1GB・5GB・10GB・20GB)が対象となります。

マイネオの広告フリーの仕組みは、以下のようになっています。

  • トビラシステムズ株式会社というセキュリティ分野が得意な会社と連携しています。
  • トビラシステムズ株式会社は、日本国内の広告情報データベースを持っています。
  • マイネオネットワーク機器に広告配信サーバーのIPアドレスを事前に設定しておき、その広告IPアドレスリストをもとに、マイネオ側で広告とみなすことのできた通信のカウントをフリーにします。
  • 広告IPアドレスリストは、トビラシステムズ株式会社の協力のもとメンテナンスしていきます。

この仕組みにより、マイネオの調査によると、スマホでの通信量の約4割が広告によって消費されているというデータもあります2。広告フリーに加入すると、マイピタプランのユーザーは実質的に使えるデータ量が1.5倍近くに増えるようなものです。

ただし、広告フリーはベストエフォートであり、すべての広告をカウントフリーにできるわけではないという点はご注意ください。

広告配信サーバーの情報すべてを登録できるわけではなく、また、YouTube広告やSNS広告のように、コンテンツと広告が同じ配信サーバーのものについては対象外となります。

また、VPNやプロキシーサーバー、iCloud+のプライベートリレーなどを介した通信も対象外です。

広告フリーの効果の口コミ

マイネオの広告フリーの口コミをいくつか紹介します。

  1. 一部のユーザーは、このサービスが「mineoさん以外はやってないことだし」という理由で面白そうだと感じています。
  2. 他のユーザーは、このサービスが「広告の通信量のカウントをフリーにする無料オプションサービス」であることを評価しています。
  3. しかし、一部のユーザーは、「広告表示がなくなると勘違いをしてしまいました。それなら同意してもいいかなーと思いましたが、何じゃこれ?です。」と感じています。
  4. また、「広告フリーに引っかからない広告による消費パケットの増加…狙い一票!」という意見もあります。
  5. 一方で、「広告フリー」は「mineoの優しさでできてるサービスだ」と評価するユーザーもいます。

広告フリーのメリット

  1. 広告の通信量のカウントをフリーにする:このサービスは、広告の通信量をカウントしないため、データ通信量を節約できます。
  2. 広告多めのサイトでページ表示が速くなる:広告の通信量がカウントされないため、広告が多いサイトでもページの表示が速くなります。
  3. 自分に興味のない広告のためにパケットが消費されない:広告の通信量がカウントされないため、自分が興味のない広告によるパケットの消費を抑えることができます
  4. 節約量は確認可能:マイページやmineoアプリから、実際に使用した通信量のうち「広告フリー」によって節約された通信量を確認することができます

これらのメリットにより、ユーザーはデータ通信量の削減や表示の軽さなどで恩恵を受けることができます。ただし、すべての広告が対象ではなく、YouTube広告やSNS広告のように、コンテンツと広告が同じ配信サーバーのものについては対象外となる点など、すべてのデジタル広告を対象にできるわけではないという点はご注意ください。

広告フリーのデメリット

マイネオの広告フリーには、メリットだけでなく、デメリットもあるという意見もあります。

例えば、以下のようなデメリットが挙げられます。

  • 広告フリーに対応していない広告が増える可能性がある。
  • 広告フリーの効果を示すデータに不満がある人がいる。
  • 広告フリーはベストエフォートであり、すべての広告をカウントフリーにできるわけではない。
  • YouTubeやSNSでの広告や、VPNやプロキシーサーバーを介した通信は対象外である。

とは言ってもこれらは明確なデメリットと言えず、広告フリーが有料なら問題ありますが広告フリーは無料で利用可能なので、実際のデメリットはない!と断言できそうですね。

広告フリーはマイネオだけが提供できる唯一のサービス

マイネオの広告フリーと同様に、インターネット広告の通信量をカウントしないサービスを提供している会社は、私の知る限りではありません。しかし、広告ブロックアプリやVPNなどを利用することで、広告の表示や通信量を抑えることができる場合があります。

一方で、広告フリーとは異なる形で、デジタルマーケティングの分野で活躍している会社はたくさんあります。例えば、下記のような会社があります。

  • 株式会社電通デジタル:デジタルマーケティングを横断的に活用して、顧客にワクワクさせる体験を提供する会社です。
  • 株式会社アイ・エム・ジェイ:アクセンチュアグループの一員として、生活者・企業・社会に対して体験の再発明を提供する会社です。
  • 広告 BI プラットフォーム「ONE」:さまざまな広告媒体とSFA/CRMデータを一元管理できるサービスを提供する会社です。

広告は有用な情報ではあるのですが、それにパケットを消費されるのは確かに困るというか、もったいないなと思いますよね。

そこに目をつけたマイネオの広告フリーというサービスって本当に素晴らしいと思います。

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