不要になったスマホはどうする?

4月で新シーズンのスタートですね。これを機にスマホを新しくしようかな、という人もいますよね。

そこで、今回は「機種変して残った古いスマホ、どうする?」とテーマに考えてみたいと思います。

少し古いデータですが2019年の内閣府による消費者動向調査の結果では携帯電話の買い替えスパンは40歳代以下が3年前後、50歳代以上が4年前後というデータが出ています。

これはガラケーも含まれていますので、高齢者になればガラケーの割合が多く、若年層になればほぼスマホだと思われますので、スマホの買い替えは3年に1回と考えてもよさそうですね。

古いスマホはどうする?

機種変して残った古いスマホ。あなたはどうしてますか?
・手元に残す
・家族にあげる
・下取りに出す
・売る

だいたいこの4パターンになると思います。それぞれどんなパターンが想像されるかみてみましょう。

手元に残す

古いスマホを手元に残すというのはよくあるパターンですよね。自分のサブ端末にしたり、愛着があって手放せなかったり、画面の破損など売るに売れなくて手元に残すということもあります。

ただ、古いスマホはこの時点で3年経過しており、それが中古だったり新品でも型落ちであれば製品としてはもっと時間が経過しています。

日本で一番シェアが大きいiPhoneはOSのアップデートが製品発売から7年程度実施可能となっていることから、スマホの性能は7年が寿命と言って良いでしょう。ただ、その前にバッテリーは劣化してしまいますけどね。

ですので手元に残したところで有効活用できない可能性の方が高いです。

家族にあげる

最新スペックが必要ない家族の場合、自分が使ったスマホをゆずるのはいい選択だと思います。例えば子供に使わせるとかですね。

スマホはSIMを入れなくてもWi-Fi環境では使用可能なため自宅にWi-Fi環境があれば不自由なく使えますし、外出先でもテザリングが使えればこちらも親機と一緒に行動さえしていれば問題ありません。

また最近は月額料金が0円から利用できるSIMも登場していますから、とりあえずSIMを入れておいてGPSがわりに使うのもいいですね。

最近のスマホは廉価モデルでも性能が高いため、2年3年古くても使用にはまったく困りません。ただバッテリーは劣化して持続時間が短くなったり、チップ性能が抑えられてしまったりなどの症状はどうしても出てしまいますから、その辺りが問題なければスマホを有効活用できる良い選択だと思います。

下取りに出す

今使っているスマホの状態にまったく問題がなければ機種変する際に下取りに出すのも良い選択です。

場合によっては中古ショップへ売却するよりも良い条件で下取りしてもらえる可能性もあるため、古いスマホを使う予定がなければ下取りも検討したいところです。

下取りのメリットとしては付属品が不要な点です。下取りは一般的にキャリアでの新端末購入時に利用可能です。またApple Storeなどのメーカー直販でも利用可能です。

その際、下取りに出すのはスマホ本体だけでOKで付属品は不要です。最近のスマホは充電器が付属しておらず、古いスマホに付属していた充電器を引き続き使いたい場合、これは意外とメリットですよね。

また下取りの場合は新端末購入時の購入価格から下取り価格を差し引いてくれるため、現金の支払いが少なくなるのもメリットです。例えば新端末を24回払い(2年)で購入する場合、古いスマホの下取り価格が24,000円であれば、月々の支払額が1,000円下がりますから、心理的負担も軽くなります。

デメリットとしては購入価格を下取り価格が上回ることはありませんので、古いスマホが高額で売却できるようなものであれば下取りを利用すると損してしまいます。

また、MNPなどのキャンペーンを利用してキャリア変更が伴うような機種変更する場合も下取りは利用できません。

下取りは新端末購入時にしか利用できないのもデメリットですね。

売る

一番ハードルが高いのが古いスマホを売却する方法です。でも一番高額でスマホを手放すことができる可能性もあります。

製品を売る方法は中古ショップの買取やフリマアプリなどでの個人販売などの方法があります。

普段からガジェット製品を売却しているような人であれば作業負担はないのですが、数年に1回スマホを売るということだけする人にとっては結構手間です。

中古ショップへ持ち込む場合は手間も少ないのですが、ネット通販で買取を依頼する場合は発送や本人確認など意外と作業が多く、慣れない人にとってはストレスかもしれません。

製品を売る場合は箱や付属品が揃っていなければ査定額が減額されたり、フリマアプリでは他の出品者と差別化できなかったりして販売価格を下げざるを得ないなど、製品本体の状態はもちろん、新品販売時に近い状態であることが求められます。

スマホ、特にiPhoneは利用者が多く、中古市場での販売数が多いため、買取価格は年数が経つにつれてどんどん下がっていきます。

こうしたデメリットはあるものの、下取りよりも高額販売できる可能性が高く、またいつでも手放したい時に売ることができるのが大きなメリットです。

不用品は手放すのがオススメ

いかがでしたでしょうか。機種変して不要になったスマホは基本的にはすぐに手放すのが一番高い価値をリターンで得ることができます。

また、手放したスマホは誰かに利用される可能性もありますし、必要な部品が回収されて再利用もされ環境にも良いとされています。

手元に残しておいても使われないのであればすぐに手放しお金に変えて、そのスマホが次の用途に使われるのがWINーWINですごくいいですよね。

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