第3世代iPhoneSE発表 スペックや価格をチェック

iPhone SE　第3世代　3月18日発売

日本時間の3/9にAppleの新製品発表イベントがあり、そこで新型iPhone SE(第3世代)の発表がありました。

2020年4月に発売された第2世代から約2年ぶりにモデルチェンジとなりました。

見た目は第2世代と区別がつかない、昔ながらのホームボタンがついたデザインとなっています。一時期噂ではiPhone XRをベースとしたベゼルレスのFaceID搭載と言われていましたが、やっぱりコロナ禍で指紋認証のTouchIDが便利とされている点もあったのかなかったのか、従来通りのデザインとなりました。

見た目は同じだけど、中身はどうなの？ということで、第2世代iPhone SEとの違いをチェックしていきます。

価格　値上げされました

iPhone SEの利用者にとって一番気になるのは「価格」ですよね。最新機能のiPhoneが欲しい人は13シリーズを買うので、SEは最低限の機能をお求めやすい価格で、ということだと思います。

iPhoneはストレージサイズによって価格が変わります。64GBで第2世代と第3世代を比較してみましょう。

・第2世代
49,280円

・第3世代
57,800円

ということで、なんと8,500円も値上がりして、5万円を超えるどころか、6万円に迫る価格となってしまいました。

第2世代発売当時は当時の一番最新チップ（A13）を積んでいるのに5万円を切るiPhoneとしてすごく話題になり、また人気にもなりましたが、今回は同様に最新をチップを積みつつ価格が5万円を軽く超えてしまうことになりました。

併売されているiPhone 11と似たような価格になってしまい、TouchIDではなくFaceIDが欲しい人はそちらも検討範囲に入ると思います。

チップが最新のA15を搭載

iPhone SEは発売当時の最新のチップを積みますから、第2世代発売時の最新チップはA13で、第3世代の最新チップはA15ということで、A15チップを搭載しています。

とはいえ、A15ならではの機能はiPhone13シリーズでは使えますが、iPhone SEでは使うことができません。動画のシネマティックモードやドルビービション、写真のナイトモードなどですね。

ゲームなどグラフィック性能が必要なアプリはカクつきがなくなるなど性能を実感する機会はあるかもしれません。

モバイル通信が5G対応

5Gのモバイル通信が可能となりました。今どき5Gに対応しないスマートフォンを出すわけありませんから、これは正常進化ですね。

もちろん、5G対応のSIM会社、5G対応のプランを契約する必要があります。

バッテリー性能　動画が2時間伸びた

動画再生時間が第2世代の最長13時間から第3世代は最長15時間になり2時間伸びました。

おそらくですが、A15はパワフルながら省電力性能が向上していると思われますね。

とはいえ、第2世代の13時間も結構素晴らしい性能だと思います。第3世代は普通に使う分にはバッテリー切れの心配をする必要はなさそうですね。

ただ5Gはバッテリー消費が激しいので、5G回線で動画をストリーミングで見ていると15時間は確実に持たないです。

感想

第3世代のiPhone SEは第2世代登場時期と同様にその時の最新チップを積む、ホームボタンが付いているデザインのiPhoneということでしたね。

やはり一番インパクトがあったのが価格で、一気に8,500円も値上がりしてしまったのがちょっと残念です。

格安SIM業者によっては在庫の第2世代iPhoneSEが安く販売されている場合もありますから、そちらを狙って購入するというのも良い選択だと思います。

正直iPhone SEではA13でもA15でも体感できるほどの違いはありませんし、5Gもまだまだ圏内になることも少なく、スピードが速くなるだけで消費パケットは変わりませんから、料金的にはお得にはなりません。

とはいえ、新品でメーカーから直接かえる一番安いiPhoneですから、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

第3世代iPhone SEのスペック