Apple Pay版 モバイルICOCAがiPhoneで利用可能に
モバイルICOCAをiPhoneで
2023年3月に先行してAndroidで利用可能となっていたモバイルICOCAですが、2023年6月についにApplePayで利用可能となりました。
モバイルSuicaと同様にiPhoneとAppleWatchのエクスプレスカード設定で、端末のロック解除することなく鉄道ICカードとして利用可能となります。
モバイルICOCAとなって便利なところは、JR西日本のエリアで、JR西日本が展開するWESTERポイントをためることができること。定期券を作ることができることが挙げられます。
これまではモバイルSuicaでもApple Payでチャージして、改札口やコンビニなどでのICカードリーダーにiPhoneまたはApple Watchをかざすだけで決済ができていました。
でもこれは単に便利なだけで、金額的な「お得」はありませんでした。
これがICOCAとなるとどんなお得があるかというと、JR西日本が展開しているICOCAの割引サービスが利用可能となります。
時間指定ポイント
1ヶ月間(1日〜末日)の指定時間、これは平日の10時から17時と土日祝日の終日、4回目の利用意向が10%のポイントが付与されます。
以前は50%や30%のポイント付与率だったのですが、10%に下がりましたね。
それでもモバイルSuicaを使っていてはポイントがたまりませんから、これは助かります。
ただし、平日の朝と夕方以降は提供されませんので、朝出勤、夕方以降帰宅の働き方の人は適用されにくい割引です。
利用回数ポイント
1ヶ月間、同じ料金の運賃期間を11回以上利用すると11回以降の1回ごとに料金の10%がポイントとしてたまります。
また、こどもICOCAも対象となり、小児運賃の10%がポイントとしてたまります。
利用回数のカウント方法は同一運賃区間んぼ利用回数でカウントされます。たとえば200円区間なら乗った駅、織田駅問わず、どこで乗り降りしても200円の区間を何回乗ったか、でカウントされます。
切符の回数券を買うと10回分の料金で11枚つづりの切符を買うことができましたが、それに近いイメージだと思います。
ただし、この利用回数ポイントは11回目から10%OFFとなるため、割引率としては10%を超えことはないことになりますね。
モバイルICOCAのお得なキャンペーン
2023年3月にAndroid版のモバイルICOCA、そして6月にiPhone版のモバイルICOCAがリリースされたのを記念して、現在キャンペーンが開催されています。
これはJR西日本が提供しているJーWESTカードというクレジットカードが必要となります。
現在Apple PayのモバイルICOCAをクレジットカードでチャージしようとすると、Apple Payを利用するか、JーWESTカードを使うかの2択しかありません。
ですので、まずはJーWESTカードを用意します。
そしてモバイルICOCAアプリに対して用意したJーWESTカードを登録します。
その後、モバイルICOCAに対してアプリからチャージしたり、定期券を購入したりします。その際の決済を登録したJーWESTカードを選択します。
そうすると、JーWESTカードのゴールドなら最大3%、それ以外は最大1.5%のポイントが貯まります。
JーWESTカードは通常の買い物で貯まるポイントは0.5%なので、通常の3倍のスピードでポイントが貯まることになります。
また、楽天カードのような還元率が高いクレジットカードでも通常1%の還元率ですから、1.5%の間減率だけでかなり高還元率となっています。
そのままクレジットカードで会もをせずに、モバイルICOCAへチャージして、店舗でモバイルICOCAで支払いをすれば1.5%の還元率で買い物ができるわけですから、これはすごいことだと思います。
また、モバイルICOCAを運賃として利用すれば利用回数割引などで割引を受けられるわけですから1.5%よりも高い還元率となる計算となり、ますますお得、というわけですね。
Android版モバイルICOCAが登場してからこのキャンペーンがスタートしまして、キャンペーン期間は9月30日までとなっていましたが、6月末にApple Pay版モバイルICOCAがリリースされたことで、キャンペーン期間が「当面の間」とされました。
期間限定のキャンペーンではなく、通常サービスとして実施してほしいですね。
モバイルICOCAの口コミ情報
Apple PayのモバイルICOCAよりも3ヶ月早いタイミングでAndroid版モバイルICOCAが2023年3月22日にリリースされ、西日本の利用者にとって大きな話題となりました。このサービスは、従来のICOCAカードをスマートフォンで代替するもので、Apple Payを通じて利用可能になります。ユーザーは専用アプリをダウンロードし、クレジットカードでチャージすることで、改札をスマートフォンでタッチして利用できるようになりました。
利用者の声
多くの利用者は、モバイルICOCAの利便性を高く評価しています。特に、カードを持ち歩く必要がなくなったことや、自宅から簡単にチャージできる点が好評です。また、新幹線のチケットレスサービスを利用できることも、多くのユーザーにとって魅力的な機能となっています。
モバイルICOCAの特徴
- カードレス: スマートフォンがICOCAカードの代わりとなり、物理的なカードを持つ必要がありません。
- チケットレス新幹線: 東海道山陽新幹線にきっぷなしで乗車可能。
- 定期券購入: アプリからJR西日本の通勤定期券が購入でき、毎日スマホで改札をタッチして利用できます。
- ポイント還元: チャージ時に使用したクレジットカードにポイントが貯まり、特定のクレジットカードを使用すると、チャージ金額の一定割合がポイントとして還元されます。
利用者の注意点
一方で、利用者からはいくつかの注意点も指摘されています。リリース直後であるため、不具合が発生する可能性があることや、NFCの設定をオンにする必要があることなど、新しいシステムへの慣れが必要とされています。
モバイルICOCAとモバイルSuicaの比較
モバイルICOCAとモバイルSuicaとの比較についても、多くの意見が交わされています。モバイルSuicaが既に広く利用されている中で、モバイルICOCAがどのような差別化を図れるかが注目されています。特に、JR西日本エリアでの利用がメインとなるため、地域によっては選択肢として重視されることが予想されます。
総評
モバイルICOCAは、利用者にとって多くのメリットをもたらす一方で、新システムへの適応や、他の交通系ICカードとの比較など、今後の展開が注目されるポイントです。ユーザーの口コミ情報を基に、今後もサービスの改善が進むことが期待されます。
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