iPhoneがApple公式オンラインサイトで整備済製品販売開始
Apple Online Storeには整備済製品(リファービッシュ)と言われる、メーカーが整備して販売しているデバイスがあります。
これまでは、Mac、iPad、Apple Watch、Apple TV、アクセサリが販売されていましたが、ついにiPhoneが登場しました!
Appleのお膝元アメリカ本国では以前からiPhoneはRefurbishとして販売されていましたが、日本では販売されていませんでした。
ところが今回、Appleオンラインストアの整備済製品コーナーについにiPhoneのメニューが表示されたんです。
2023年2月10日現在、メニューは表示されていますが、製品販売はまだされていないようです。日本は4月が新生活スタートなので、それに合わせて販売準備をしているということでしょうか?
iPhoneの整備済製品とは
整備済製品とは一般的に中古をそのまま販売するのではなく、一定基準の品質を保つために必要に応じ販売されていたり、専門サイトもありますね。
Appleについては以下の製品となります。
・バッテリーを新品交換
・外装を新品交換
・付属品は新品
・箱は専用の新品
・新品品質の動作テスト
・徹底したクリーニング
・必要に応じて部品を新品交換
・OSは最新
・メーカーの1年保証
です。まあ、メーカー純正中古品なのですが、ほぼ新品ってことですね。初期不要や1ヶ月以内返品などで、新品ではないけど、新品同様の品質で販売できる製品を、メーカーが中古品として、しかもメーカー1年保証をつけちゃいました。ってことです。
まあ、その辺の中古ショップで買うよりもバッテリーが新品になるので、よっぽどおすすめです。モバイルデバイスの中古でいちばんの心配はバッテリーの劣化具合ですよね。
Appleの整備済製品はバッテリーが新品なので安心です。4、5年前のモデルでもバッテリーが新品であればかなり長い期間使えま。
なお、Appleの整備済製品はAppleの新品販売価格の15%OFFとなっていますから、それだけでもかなりお得ということがわかります。
また新モデルが出て型落ちになるとさらに値段が下がりますので、古いモデルであればさらにお得になります。
iPhoneの整備済製品販売モデル
iPhoneの整備済製品のラインナップは以下となっています。
・iPhone12mini
・iPhone12
・iPhone12Pro
・iPhone12ProMax
・iPhone13mini
・iPhone13
・iPhone13Pro
・iPhone13ProMax
ナンバリングも出るので12と13のフルラインナップですね。
現在新品販売されているのは12は無印12のみ。13は13miniと無印13のみなので、Proモデルがお得に買えるとも言えます。
SEも第3世代が最新モデルですから第2世代を格安で買えることも期待したのですが、SE第2世代がラインナップに無いのはちょっと残念ですね。
楽天モバイルと比較することになる
Appleオンラインストアで販売されるiPhoneはSIMフリーモデルですから、当サイトで紹介している格安SIMは全部使えます。
ほぼ新品のiPhoneが格安で買えるというのはかなり嬉しいですよね。
ただ、実はiPhone12シリーズやiPhone13シリーズをかなり安く販売しているところがあります。それは楽天モバイルです。
楽天モバイルは2022年末に新品販売している12シリーズと13シリーズの値下げを行なっています。
またAppleでは新品販売されていない12miniや12Proシリーズ、13Proシリーズもラインナップしているため、楽天モバイルとApple整備済製品と競合することになります。
我々利用者としては安く買えることに越したことはないので、すごく楽しみですね。
iPhoneは旧モデルをお得に買う流れか
ニュースではiPhone14シリーズは販売が苦戦しているとも言われ、Appleも業績を下方修正していることから、その情報も信憑性があります。
中国での製造が追いつかないため、とも言われていますが、いずれにせよiPhone14シリーズは当初の計画よりは売れていないと想像されます。
特に日本ではiPhone14発売前にAppleデバイスが全般的にかなりの値上げが行われましたので、iPhoneの買い控えが起きているとも言われていますね。
実際iPhone12シリーズでも原稿iOS16で提供されている最新機能のほとんどが利用できるわけですから、買い換える理由を探すのは難しいです。マスクしていてもFaceIDが解除できるのはiPhone12以降なので、12からはキラーコンテンツがないとも言えるわけですね。
カメラの進化くらいでしょうか。
そう思うと。今後、iPhoone11以前を使っている利用者もiPhone14だったり、今後出るであろうiPhone15を買うよりも、安く購入できるiPhone12シリーズを買うという選択も十分有効なんですね。
スマホ以前ケータイから日本ではキャリアが端末販売を担っており、スマホ時代の今も変わらないビジネスモデルとなっています。
それでもスマホの製品寿命が伸びていること、格安スマホが増えていることから、キャリアだけにiPhoneの販売を任せるのではなく、方針転換を進めているのかもしれません。
Appleは日本での販売をキャリアだけに任せるのではなく、自社販売でも今後力を入れていくことが予想されますね。
そしてキャリアを巻き込んで、端末販売施作を実施してくれれば、最新モデルは高額だけど、旧モデルはかなり割安で手に入るということが起こるかもしれません。
今後のAppleのiPhone販売戦略を注視していきましょう。
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。