povo2.0のeSIMがiPadに最適な理由

povo2.0が2022年3月8日からiPadを正式に対応端末(動作確認端末)として発表しました。

これまではpovo2.0をiPadのセルラーモデルで利用することができましたが、KDDIからの正式なお墨付きが出たということで安心して利用できますね。

対象端末は、iPad Pro全シリーズ、iPad Air 第3世代以降、iPad 第5世代以降、iPad mini 第4世代以降と、iPad OS 15 が対応している機種となります。
(iPad Air 2のみiPad OS 15が対応しているが、povo2.0は動作未確認)

povo2.0はiPadのセルラーモデルに最適なSIM

povo2.0は月額基本料金が0円で、必要な時に数あるパケットを購入するという今までにないプランを打ち出したauが提供する新サービスです。

これまでセルラー回線を利用しようとするとSIMの提供業者から月額料金を支払って契約して利用するのが一般的でした。

常に持ち歩いて、常にセルラー通信をするようなスマホではそれもいいですが、iPadで利用する場合人によっては月に数回、または1ヶ月持ち出さない、という場合もあり、それでもセルラー通信はしたいという需要があったりします。

そうすると月額料金を払っていてもある月は全くパケットを消費しなかった、という場合もありますよね。気分的にはなんだかもったいない気もしますが、そういうもんだと思い込んでいました。

ところがpovo2.0なら都度払いが可能。使いたい時だけパケットを購入することができます。

<h3>こんな使い方ができる!

例えば普段ほとんどセルラー通信を利用しないiPadにpovo2.0のSIMを入れておきます。

基本料金は0円なので、普段はお金がかかりません。そして外出時に「今日は1日iPadをたっぷり通信して使うぞ」という場合があれば330円で1日フリーでパケットが利用放題のトッピングを購入して使えば1ヶ月に1000円、2000円のSIM料金を支払うよりもかなり経済的と言えます。

さらに、iPadならバッテリー容量がスマホよりも大きいので、テザリングの親機として使えば、他のスマホのパケット代も節約できたりしますよね。

またセルラー通信を使ったり使わなかったりする場合があれば、月額料金に縛られずにパケットを購入すればいいですし、逆に長期間セルラー通信を使う予定があるのであれば最大180日間有効の150GBを購入することも可能。

長期間になればなるほど1GBあたりのパケット単価も安くなり、お得なんですよ。

povo2.0の注意点

基本料0円ならとりあえず契約だけしてずっとほったらかしておいてもいいの?って思いますよね。

でもそうは行かず、180日間(約半年間)パケットのトッピングを1回も購入しなければ解約される可能性があるとpovo2.0では公表されています。

一番安いパケットは1回330円で24時間パケット使い放題になるものがあるので、実質330円で半年間は維持できます。

でもこれはデメリットというほどではありませんから、気にする必要はないと思われます。

まとめ iPadのために作られたようなSIM

povo2.0は使いたい時にパケットを買うという仕組みなので、メイン回線というよりもサブ回線としての使われ方を想定したサービスだと言えます。

そうするとメインのスマホで使うというよりもiPadで使う方がすごく便利と言えますね。

eSIMを利用するとpovo2.0は申込からSIMの設定まで全てオンラインで作業が可能です。本人確認はeKYC認証を行うのですが、これをiPadでしようとするとうまくいきません。スマホであればうまく本人確認のeKYC認証が可能です。

eSIM対応のiPadがあればスマホ経由でpovo2.0の申込を行い、QRコードを利用してeSIMを端末に設定する作業のみiPadで実施するとスムーズに設定可能です。

申込日の当日開通も可能ですから、使いたいなと思った日でも利用スタートすることが可能です。
(もちろん当日開通ができない場合もありますので、念のため)

povo2.0は毎日必ずセルラー通信を行うようなスマホで利用するよりも、毎日ではないけどセルラー通信をしたい場合がある、というようなiPadやサブのスマホにすごくお得に(経済的に)使うことが可能なSIMですね。

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